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【合格体験記】日本化粧品検定1級2級を併願受験|勉強方法や受験日の様子を紹介

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こんにちは、メンズ美容ブロガーのかず(@mens_visualism)です。

この度、2022年11月に受験した日本化粧品検定1級・2級試験に合格し、資格を取得しました!
化学の知識はいくらかあるとはいえ美容知識は少なかった私でも、本当に楽しく勉強できて有意義なチャレンジでした。

本記事では化粧品検定の概要と私の勉強方法、受験当日の様子などを紹介します。

あなたの受験の参考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください!

日本化粧品検定について

日本化粧品検定とは

日本化粧品検定は、日本化粧品検定協会によって実施される「化粧品に関する幅広い知識を身につけることができる検定試験」で年齢や職業に限らず幅広い受験者を対象としています。

内容は皮膚など身体のつくりや紫外線の影響、化粧品の種類や効果など広くカバーしておりスキンケアの方法やコスメの基礎知識を身につけることができます。

国家資格ではなく公的資格の位置付けですが、文部科学省後援の検定試験となっており資格取得を必須・推奨する有名企業もあり業界認知度が高い資格です。

試験は5月と11月の年2回で、受験日の午前に2級試験・午後に1級試験と同時受験も可能です。
※3級はオンラインで手軽に受験できるもので、1級と2級が本格的な試験となっています。

種別受験料試験時間
1級13,200円60分
2級6,600円50分
3級無料(ネット受験)20分

これまで受験地は限られていましたが、地方の方には嬉しいニュースがあり2023年からは全47都道府県での試験開催が決まりました!
主要都市から離れている場合でも会場が近くなり、受験のハードルが下がって受けやすくなりますね。

上位資格としてコスメコンシェルジュコスメライターといった資格があり、化粧品検定1級/2級の取得後はそちらを目指すこともできます。

受験を決めたきっかけ

私は当ブログやSNSでの発信をするにあたって正しい情報をお届けしたいと思い、形としても残るこの資格を受験しようと決めました。
また発信など抜きにしても、これからの人生でずっと向き合っていくであろう美容について学ぶことは十分価値があると考えました。

『取るなら1級だろう』と考えて初めは1級だけの受験を決めましたが、1級で2級資格を完全にカバーする訳ではないことと上位資格の取得には今後1級/2級のどちらも所持が必要ということもありせっかくならと同時受験することにしました。

同時受験の場合は申し込みも同時にすることが可能ですが、私は1級の申し込み後に別途2級を申し込んで問題ありませんでした。

受験の流れ・勉強方法

私が実際にやった勉強について紹介していきます。
結論としてはスローペースで勉強を進めた結果、試験前に急いで問題集をやることになったので早めの取り組みをおすすめします。

受験の申し込み

申し込みは試験の約3ヶ月前から可能で、私はその少し後に申し込みました。
早期申し込み特典で各級の実践問題(20問)がもらえるキャンペーン期間中に滑り込んだ感じです。(正直この特典は無くてもいいのでキャンペーン期間を過ぎても気にしなくて大丈夫です)

同時に公式教材を購入しました。この公式テキスト問題集から試験問題が出されるので迷わず購入をおすすめします。
テキストだけでも合格できる可能性はありますが、試験を受けてみて問題集の重要性を実感しました。私は1級の問題集のみ購入して2級はテキストのみでしたが、実際に1級の方が高い正答率で合格できています。

2ヶ月前

試験まで2ヶ月を切ってから、まずはテキストをじっくり読み込んでいきました。

2級・3級用テキストを読み終えるのに1ヶ月もかけてしまったのは反省点でしたが、美容を楽しくしっかり勉強するのは苦ではなかったです。
2級・3級用テキストを読み終えた後には3級試験をオンライン受験し、見事一発合格できました。

残りの1ヶ月で急いで1級のテキストと問題集を進めました。問題集にはしっかりしたボリュームの解説が付いているので、問題集を解いて解説やテキストを読み返すことで知識を定着させることができます。

問題集は設問ジャンルごとにキリ良く例えば20問ずつ解いて正答・解説を確認する、といった流れで進めました。初回でも合格ライン以上正解できていましたが、やる前後で理解度はグッと上がりました。

前日 実践問題

前日には以下の実践的な問題を解いてテキストを確認することで試験に備えました。

  1. 2級対策問題集(1級問題集付録)
  2. 20問の実践問題(早期申し込み特典)
  3. 60分/本番同形式の模擬試験(1級問題集巻末)

時間をかけてテキストと問題集に取り組んでいた成果で模擬試験は9割以上正解でき、試験本番に向けて自信がつきました。

受験当日の過ごし方・会場の様子

2級1級
開場10:3013:30
説明11:00~11:1514:00~14:15
試験11:15~12:0514:15~15:15
退室12:2515:35
試験スケジュール

私が受験した際の試験スケジュールです。

会場入り

出発するときには受験票・本人確認書類・筆記用具を持ったか必ず確認しましょう。

会場となったとある大学まで電車を使ったのですが、最寄駅に降りてから試験会場である大学に歩いていると同じ受験者と思われる方がちらほらいました。(少し遅めに到着したので、美意識高いお姉さんの行列には遭遇せず残念でした笑)

会場について思ったのは「こんなに受験者がいるんだ!」ということで、広い講義室がいくつか試験用に準備されていました。

年齢層は10~30代の若い層が中心で、学生or就職間もない方が多いようでした。受験者同士でお話している方もいて、同じ職場で受験しているんだなと個人受験の私はちょっと寂しさも感じました(笑)

2級試験

説明開始時間になると試験説明、用紙配布があり試験が開始しました。

2級は問題集を買わずテキストのみで勉強したこともあり、何問か「あれっ、どうだったっけ」という問題がありました。

一定時間が経過すると途中退室が可能となり、実際にちらほらと退室する方もいました。ですが2級は試験時間が50分と比較的短いのでそれほど時間の余裕はないかと思います。

お昼休み

2級と1級の間に1時間空いていたので、会場の大学でベンチを見つけて座りました。私と同じく同時受験される方も多かったので、休憩場所が無かったり天気が悪い可能性も想定してカフェなど周辺情報を調べておきましょう。

私は事前に買っておいたおにぎりを食べつつ、2級試験で迷ったところをテキストで確認したり1級のテキストを読み返したりして過ごしました。

1級試験

お昼休みの途中で入室のアナウンスがあり、会場前に列ができたので並びました。

席は違うところでしたが2級同様に説明があった後に試験開始です。午前中の2級試験よりもスラスラ解けて手応えがありました。
2級と同じく途中退室する方もいくらかいましたが、特に予定がない限りはしっかり時間内に問題と解答をチェックすることをおすすめします。

試験後には問題と解答用紙が回収され、コスメコンシェルジュ資格について簡単に説明があって終了しました。あまり遅くならず15:30に解放されるのは嬉しいですね。

結果

試験から1ヶ月後に結果通知が発送されます。
私は11/27に受験して12/28に通知・合格証書が届いたのできっちり1ヶ月でした。(クリスマスに届けてくれたら良かったのにと思いつつ笑)

結果は見事1級・2級試験ともに合格できていました。

手応え通り、問題集を頑張った1級の方が高得点で60点満点中56点取れていました。今回の基準点は42点だったので大きく上回っています。

基準点は毎回調整があり約7割が合格基準のマークシート(4択)方式試験なので、もし試験日までに勉強が思うように進められなかったとしても受験会場に行って試験を受けることをお勧めします。

更に言えば不合格のうち1割近くは欠席によるものなので、怖がり過ぎずに最後は試験に臨みましょう。

まとめ

今回、日本化粧品検定の1級・2級を同時受験して合格することができました。

試験内容は皮膚など身体のつくりや紫外線の影響、化粧品の種類や効果など広い分野をカバーされています。受験者が年々増加していて協賛・資格取得推進をする企業も増えているのにも納得できます。

身につく知識は普段の生活でも重要なことが多いので、仕事で美容に関わる方はもちろん誰もが勉強する価値のある内容だと受験してみて実感しました。

コスメコンシェルジュやコスメライターといった上級資格もあり、化粧品検定の取得後にはそちらに挑戦するのも良いですね。

個人的にこんなに楽しく資格勉強できたのは初めての経験でした。気になる方はぜひチェックして受けてみてはいかがでしょうか。