こんにちは、メンズ美容ブロガーのかず(@mens_visualism)です。
話題の酸性ストレートについて、取り扱う美容室も増えてきて気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回、毛先のうねりに悩んでいた私も施術を受け、自分でも信じられないくらいの美髪を手に入れることができました！
酸性ストレートとはどういった施術なのか、価格や効果はどの程度なのか…実際に受けた体験談を交えてレビューしていきます。
くせ・うねりやボワッと広がってしまう髪に悩んでいる方は、ぜひ見て頂き参考にしてみて下さい！
酸性ストレートについて解説
酸熱ストレートとは？
酸性ストレートとは酸性領域で行うストレート施術であり、特徴はダメージを少なく抑えながら自然なツヤ髪に導くことができる点です。
この施術は名前の通り酸性領域で行うことが特徴なのですが、酸性と言ってもpH4.5~6程度の髪と同じ弱酸性の範囲なので安心です。
従来のストレート施術・縮毛矯正はアルカリ領域で強く作用し、キューティクルを開いて薬剤を入れ、その後閉じるという工程でどうしても髪にダメージを与えがちな点がデメリットでした。
その点、酸性ストレートではキューティクルを開かないので栄養成分やカラーの流出が起きず、ダメージの悪化懸念のために施術を断られることは少ない訳ですね。
ブリーチ毛やエイジング毛にもおすすめしやすい施術となっています。
- ダメージ毛にも施術可能
- 髪のくせ・うねりが取れる
- まとまってツヤが出る
- 自然な仕上がり
- 半永久的に効果キープ可能
- 上からカラー・巻き髪も可能
髪質改善ストレート/酸性矯正といった名称にしている美容室もあるので、施術内容が不明な場合は事前に問い合わせましょう。
酸熱トリートメントとは違う？
注目を集める施術である酸熱トリートメントを目にする方が多いかもしれません。
こちらはあくまでトリートメントで、酸性のトリートメント剤を塗布しアイロンで熱処理することにより髪を補正する施術です。髪の内部に結合を作り、外側はコーティングされるためキレイに見せることができますが、髪をまっすぐ伸ばしている訳ではありません。
根本的に髪のくせ・うねりを改善したい場合は酸性ストレートが適しており、反対にあまりクセで困っていない場合は酸熱トリートメントを選択すると良いでしょう。
工程
美容室によって多少異なるかもしれませんが、以下が酸性ストレートの施術工程です。
髪質や長さによっても変わってきますが、トータル3時間前後かかることも多いです。当日の予定は余裕を持っておきましょう。
- 薬剤で髪内部の結合を切る
- 薬剤を洗い流す
- アイロンで髪を伸ばす
- 別の薬剤で髪内部を結合させキープする
- トリートメントで滑らかに
①-②これまで普通だったアルカリ薬剤を使用する縮毛矯正では塗布や時間管理をシビアに行う必要がありましたが、酸性ストレートは比較的優しく髪に作用するため失敗しにくく美容室側にも施術しやすいメリットがあるとされています。
この状態では結合が切れた髪がふにゃふにゃ状態であり、役目を終えた薬剤をしっかり洗い流します。
③アイロンを使って水抜きをしながら髪を伸ばしていく工程が特に重要で、この点で美容師さんの技術が出る施術であると言われています。
ドライヤーである程度乾かした後にアイロンを掛け、この時水蒸気が出るのが特徴です。
④アイロンでストレートになった髪に薬剤を塗布し、内部を再結合させ固定します。
⑤再び流し台にて薬剤を流し、トリートメントで髪を整えます。これでドライすると柔らかくツヤのある髪になっています。
価格について
酸性ストレートの値段相場は約15,000〜20,000円が妥当な範囲かと思います。あくまで参考であり、美容室の立地やトリートメント等の充実度などでも変わってきます。
私を担当してくれた美容師さんいわく「良い立地でも、3万円近く取っているお店はさすがにどうかと思いますね〜」と本音を教えてくれました。笑
体験レビュー｜Before/After
酸性ストレートを受けた結果
髪を伸ばしている筆者が実際に酸性ストレート施術を受けました。
ミディアムロングくらいまで伸びたのですが、特に毛先のくせや扱いにくさに悩んでいました。結んでいてもバサッとした毛先がポニーテールとなることが嫌でした。
結果は、想像を超えるサラツヤ美髪を手に入れることができました。
施術ではアイロンの丁寧さが非常に印象的(前述の工程③)で、毛束を数十回に分けてしっかり伸ばしながらアイロン処理(水抜き)が行われました。事前に調べた「美容師の技術が重要」というのはこれかと実感した工程です。
また私が行った美容室ではアイロンの機種にもこだわっているとのことで、電子制御で温度コントロールできたり水蒸気が抜けるための溝がある機種を選んでいるとのことでした。
特に追加で施術が必要なこともなく「お客さまの場合だと1年くらいはメンテ不要だと思います」とのこと。
実際に受けて感じたのは、髪がサラツヤになることによって『ダメージ→からまり→ダメージ』の負のループから抜け出せるということです。
そして何より・・・髪がキレイだとそれだけで嬉しいです！！
施術後は毎日”やって良かった”と実感して気分が上がってます！
キープのコツ・注意点
- ドライヤー前に洗い流さないトリートメントで熱ダメージを防ぐ
- 紫外線に当てすぎない・ケア用品を活用する
- 擦れなどダメージを与えない
- 髪を濡らしたまま放置する
- ドライヤー・アイロンを過剰にあてる
- 紫外線に当てすぎない
- 擦れなどダメージを与えない
アフターケアとして、美容師さんからは「熱・紫外線に対する当たり前のケアをして頂くと問題ありません」とのことでした。基本的には髪を切るまで半永久的にキープ可能な点が嬉しいところです。
反対に「毎日髪を濡れたまま乾かさなかったりすると、さすがに保証できません…」と仰っていましたので注意しましょう。
デメリットはある？
臭いが数日残る可能性も
髪質によっても異なるようなのですが、少し臭いが残る場合もあります。
私は髪が濡れた状態でのみ、少しツンとするような薬剤の臭いを感じました。臭いは徐々に無くなっていき、1週間後には感じないレベルになっていました。
価格がやや高い
低価格/良心的な美容室でも¥15,000-くらいの値段設定になっています。
高いなぁ…と感じてしまいますが3時間ほど丁寧に施術してもらえますし、合わない施術で効果が無かったり逆にダメージを与えてしまうよりは酸性ストレートを1度やる方が満足度が高いかなと思います。
施術例・受けた方の声
Twitterでのレビューを紹介します。
私と同じく、感動レベルの違いを感じておられます。
タレントさんのようなロングの美髪が素晴らしいですね。
ツヤツヤのショートスタイルがとても映えますね！
酸性ストレートはショートにもマッチしていて、仕上がりを格別にしてくれている例が多くみられました。
様々な髪質・スタイルにも対応しており、メンズにもおすすめです。
期待以上のキレイさに驚く声や、自分を輝かせるスタイルを実現されている報告が他にも多数ありました。
まとめ
今回、大注目のヘアケアである酸性ストレートについてレビューしました。
酸性ストレートはその名の通り、酸性領域での施術により最小限のダメージで髪のクセ・うねりを取って自然なツヤ髪が実現できる魅力的なメニューです。
私も施術を受けると驚くほどの変化があり、自分の髪のうねりやダメージを気にすることなく反対に自慢の髪で過ごせることはなんて幸せなことかと日々実感するほどです。
酸性ストレートを扱う美容室は2022年現在増えてきており、今後さらに主流となり広まっていく勢いがあります。
施術では美容師さんの技術も重要なため、しっかり勉強されて酸性ストレートを導入している美容室・美容師さんを選ぶと安心です。
美容室選びでは「酸性ストレートが得意です！」とアピールがあるかどうかや口コミを確認してみると良いでしょう。
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